こちらのブログに移ってからはPCのことについてはほぼ記載がありませんが、実のところ、ワタクシはかなりのPCオタクなところもあります。以前のブログではほぼPC関係の記事しかアップロードしていませんでしたし。
AMDのファンボーイでもあるワタクシとしては、自作PCにはまりだしてからはほぼAMD系プラットフォームばかりを好んで作っていましたし、時々INTEL系プラットフォームにも手を出したりはしましたが、INTEL系プラットフォームの短命さに嫌気もさしていましたし、その昔のRIMMメモリの時のやらかし具合もひどいもんでしたからねぇ。
自作歴はWindows98のころからで、当時はSlotAのAthlonが発売されたばかりで、確かCPUがAthlon650MHz、マザーボードが今は亡きAOpenのAK72とかいう、これまた今は亡きVIAのKX133チップセット搭載のマザーボードだったと思います。
最初に動かしたときのキビキビ感にはとても衝撃を覚えたものです。ちなみに、当時使っていたPCは富士通のデスクトップで確かCeleron300MHz程度の物だったと思います。
古い話はきりがないので…
ということで、自宅のリビングPC…テレビのレグザにつないでいます。…のPC構成はというと、ASUSのB450チップセットのTUF GAMING B450M-PLUSとかいう格安マザーにRyzen3 3300X、GeForce GTX1660Tiという構成。メモリはDDR4 3200の16GB×2枚で32GB搭載という一般的よりもややグラフィック性能を重視した構成となっていました。
いずれかの時期で、RyzenシリーズもsocketAM4からAM5になり、さらにメモリもDDR5になることが既定路線でしたので、いずれかのタイミングで他のメインマシンやらサブマシンなども移行させないといけないのですが、そうなると、CPUのほかにも、マザーボードとメモリも買いなおしとなるのです。
規格が変わるのは高性能化するためであり、CPUの高速化、高クロック化、メモリの高速化とそれに伴うチップセットの変更に伴うマザーボードも広帯域化はしかたないので、受け入れざるを得ないとしてもCPU,マザーボード、メモリを買いなおすと最低ランクの製品群であっても 10万円オーバーとなるのが非常に厳しいところです。特に今回の新マザーボード群は軒並み大幅値上げとなっており、従来1万円程度で買えたエントリークラスの製品でも3万円オーバーな価格設定であり、これまた、広帯域化に伴うノイズ低減のためとか、大電力に対応するためとか、メモリ高速化による安定化とかのために、従来よりも大幅にコストアップしているようです。そのため、おいそれと買い替えはできない状況です。また、ご存じのようにPC関係のパーツ類はほぼ100%海外産ですので、円安の影響も出てきそうです。
となると、これまで使い続けた製品をいかにアップデートさせるか?という話になるわけで、これまで使用していたRyzen3 3300Xには退役してもらい、アップグレードパスとしてもコストパフォーマンスに優れるRyzen5 5600Gと入れ替えることにしました。なおG付きCPUなので、グラフィックボードも不要となるため、GTX1660Tiも退役してもらい、内蔵GPUで運用していこうと思います。多少は電力削減にもなるしね。

AMDさんもモデルの入れ替え時期ということもあって、このCPUもここ数週間で大幅に下落してしまいました。購入時の価格は約18,000円。ついこの前まで20,000円以上で売っていた製品です。更には、1年前くらいには24,000円くらいだったと思います。まだ下がるのではというような書き込みも見られますが、おそらく底値だろうとの判断で購入、もっともここまで下がらなかったら入れ替えもしなかったかもしれませんが。

入れ替え完了。グラフィックボードも取り外してしまいました。クーラーはCPU同梱のリテールクーラーです。意外とうるさくないですよ。
CPUそのものの性能も4コア8スレッドから6コア12スレッドになりましたので、マルチタスクも性能アップ。ちなみにCineBenchはmultiでRyzen1700Xの8コア16スレッドよりも高速化しています。
それにしてもリビングPCとしての使用でしたので、内部のホコリがハンパなかった(泣)
AM4最後のアップグレードパスとしてRyzen5000シリーズにはしばらく頑張ってもらいたいものです。