
アライの最新ヘルメット、Astro GX を買ってきました。最新とはいえ既に発売開始から1年ほどたってますが。
以前ショウエイのZ-8を買った時に、今回買ったAstro GXと比べて悩んだ末、Astro GXは正面のAraiマークのところがベンチレーションになっていて、なんとなくカッコよろしくないなぁと思っていましたが、ネット上の評判を見るとなかなかベンチレーションが良さげとの書き込みが多く見られました。
確かにアライの前作であるRAPAID NEOは頭部のベンチレーションがシールドシャッターと、口元からのマウスシャッターのところから頭頂部へ風を流す設計となっており、直接的に頭方向への風の流れがほぼないような設計でもありましたので…それでも実際はそこそこの風の流れはありましたけどね…今作で大きく改良されたものと思います。
また、Z-8の場合、Z-7からシールドそのものが大きく変更され、これまでのスモークシールドが使えなくなったということもあって、過去のシールドが使いまわせるアライ製のものということで今回はアライの最新作を買ってきました。




全体の感じ。なお、シールドは標準のVAS-VシールドからVAS-V ProShadeに変えてあります。
なんだかんだ言ってもProShadeが好きなんですよねぇ。世間的にはあまり評判はよろしくないようですがね。
最も注目すべきベンチレーションについて

正面のAraiマークの部分。
今回のモデルは正面のAraiマークがこれまでのステッカーではなく立体的になりました。この部分の下側から走行風を取り入れるようになっています。シャッターのスライドは上記写真のAraiマークの上に飛び出した突起がスライドシャッターとなっています。ProShadeシールドを使うことで、かなりな風量が期待できそうです。


頭頂部のベンチレーション。以前よりもかなり小ぶりになりました。この大きさならあまり目立つこともなさそうです。
以前持っていた、Quantum‐Jに装着されていた頭頂部のエアインテークよりも更に小型化されています。上の写真がシャッター閉、下の写真がシャッター開の状態です。ただ、パーツ自体が小さすぎて簡単にもげてしまいそうでちょっと怖いかも。
それでもエアフローはかなり良好そうな感じです。

VAS-Vシールドのブローシャッター。アライヘルメットの一番特徴的なところです。見た目よりもエアフローに貢献してます。シールドを閉めた状態でも風が通りやすいので、アライのお気に入りの部分。

後ろ側。
Z-8と一番違うところがこの部分で、後ろ側にもエア抜けのシャッターが付いているという点ですね。これのおかげでかなり涼しいヘルメットとなっているのではないかと思います。


マウスシャッターの部分。外側から開け閉めできる点が前作のRAPAID-NEOとの大きな違いです。持ち手の部分も大きく、グローブを装着した状態でも動かしやすい形状と大きさですね。


ProShade装着状態でのシールド開け閉め状況。シールドを色々と使いまわせるのが良いところ。
さて、このAstro GXは良くも悪くもアライ製という点に尽きます。
ちょっと長くなってしまったので、一旦切ります。引き続きArai Astro GXの話 2に続きます。