SHOEI Z-8

久しぶりにSHOEI製のフルフェイスヘルメットを購入しました。Z-8というツーリング用途向けのヘルメットです。

パサルトグレーという単色モデルです。
SHOEIのサイトだと分かり難いのですが、この色、マットではなくグロス。艶ありです。
実のところ、個人的にはSHOEIではなくArai派なんですが、AraiのヘルメットはRX-7X、astral-X、XD、Rapaid NEOとフルフェイスだけで4つも使ってまして、Astro-GXと悩んで、Z-8を購入した、というのが実情です。Astro-GXの方がベンチが優秀などというサイトの評価も見てはいましたが、Z-7で知ってしまった軽さのメリットには勝てなくてZ-8となってしまったわけです。

Z-7と比べて、頭のベンチホールは4か所に増えており、口元のマウスシャッター部分も開口部が大きくなっており、Z-7よりもベンチ性能は良さそう。

大きさについてもZ-7と比べても大きな変化はありませんし、重量も手に持った感覚でもZ-7と変わらず、相変わらず軽量コンパクトなヘルメットという印象で、長距離ツーリングでも恩恵に与れそうです。

で、このお盆休みに長距離ツーリング(4日間で1600㎞ほど)で使用した感想です。

メリット
1 軽さは正義。とにかく肩こりが無くヘルメットを被っていることのストレスを感じられません。
2 ベンチレーションは良くも悪くも普通。Z-8からリアのアウターのシャッターがなくなっています。おそらく無くても問題ないとの判断だと思われます。ちなみにZ-7だとリアアウターのシャッターは閉じることができました。冬場は結構これが有効ではありましたので、寒くなってきたときにどう影響するかはこれからの検証しだいです。
3 上側の視界が良くなっています。Z-7と比べて開口部が大きく変わってはいないと思われますので内装の作り方での差異、あるいは内装のフィッティングの差異かもしれませんが、視界が良くなるのはメリットです。

デメリット
1 SHOEIヘルメット全体に言えることかもしれませんが、帽体が丸っこく感じる。Araiの方が丸いという意見もあるようですが、個人的には正面から見るとSHOEIの方が丸く見える。そのためなんとなくボテっとした印象に感じる。
2 チークパッドがきつい。これ、結構デメリットとして大きいと感じます。SHOEIになじめない一番の理由かもしれません。
3 風切り音が結構きつい。高速などで80㎞/h以上になると結構顕著にピーピーなります。
4 シールドの取っ手がセンターになった。これも慣れればどうってことないのかもしれません。しかしながらZ-7などのこれまでのSHOEI製ヘルメットやArai製ヘルメットでもシールドの取っ手部分はシールド左側だったので、慣れるまではシールドを開けるとき、どうしても左側を探ってしまいます。また、取っ手がセンターになったことと、マウスシャッターの位置とシールドロック解除ボタンがほぼ同位置になるため慣れるまでは非常に扱いづらく感じました。

こうしてみるとネガティブな部分も意外と多いようですが、実際にバイクに乗る際に無意識に手にするメットがZ-8が一番多い事、という事からもなんだかんだ言いつつもお気に入りのメットとなってしまっているのは事実のようです。

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