クシタニ K-4639 エアCEプロテクター(脊椎)とK-2862 ウィンターアメニタジャケット

毎度おなじみのクシタニネタです。2024-25 秋冬ジャケットも発表され、例年と同じく定番ジャケットと新規ジャケットが発売開始されています。
2024年は春夏モデルで、初めてアメニタジャケットを買いましたが、秋冬モデルでもK-2862ウィンターアメニタジャケットを購入。昨年モデルとほぼ同じデザインの色違いモデルですが、若干身幅がワイド化されています。それだけミドルウェアが従来モデルよりも着込みやすくなっています。

今回購入したモデルは「オリーブ/ブラック」モデルで、比較的落ち着いた色合い。
それよりもこの秋冬モデルでの一番のトピックは、脊椎プロテクターポケットの扱いです。

K-4639 AIR CE PROTECTOR(FOR BACK)

このプロテクターですが、従来のベンチレーションソフトパッドと異なりCE1規格を通っており、かなり強そうではあります。できればCE2規格で作ってほしかったところですが、CE2規格はネオレーシングバックプロテクターというプロテクターがあるので、CE2規格が欲しい人はそっちを使ってねと言うことなんだと思います。ネオレーシングバックプロテクターはかなりごついし、背負う必要があるのでお手軽とはいきません。
それでも従来品よりは今回のエアCEプロテクターはCE規格は通っているので、ベンチレーションソフトパッドよりははるかにマシではあると思います。
ところが、この新プロテクターはかなり固いという評判と、ポケットに入れづらいという評価で、実際入れるとなると、折れ曲がるんじゃないかと思うほど入れづらいということのようでした。

従来の脊椎プロテクターは下側から入れる方法…多くのメーカーでは下から入れるほうが主流っぽい…ですが、今回の入れ方は上側から入れるという方法に代わっています。これは下から入れると、プロテクターの広がった部分…肩に近いところ…がポケット入口に入らないため、折り曲げながら入れるという方法でした。従来のK-4363CEプロテクターだと幅広部分がクイッと折れ曲がるので問題なかったのですが、エアCEプロテクターは幅広部分が非常に硬くクイッと曲がらないのです。無理やり入れることもできなくななかったようですが、ポケットのメッシュ生地が破けそうなくらい困難だったようです。で、今回の秋冬モデルから上から入れるという方法に変わりました。

チェック柄の後ろ側に赤いステッチが見えますね。この部分がポケットの入り口。

チェック柄の裏側。チェック柄の部分がフラップのような形になっています。この部分がベルクロでポケット入口を押さえるしくみ。

ポケット自体が裏地と一体化しておらず、ぶら下がっているような作りになっています。

上からプロテクタを入れる。ポケットの開口部がプロテクタの幅広部分と同じような幅で開きます。赤色ステッチ間の幅でざっくりと開口部が開きます。

そのまま下までプロテクタを入れたら、チェック柄のフラップ状になっている部分を被せてベルクロで留めて終了。

確かに非常に簡単にプロテクタを入れることができました。今後の春夏モデルからもこのような形に変わることが予想されます。おそらくですが、従来品のベンチレーションソフトパッドは廃盤化されるかもしれません。あれはあれで柔らかくて使い買ってはよいのですけどね。安全性で言うとおまけみたいなものでしたが。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA