外付けUSB4.0 SSDケース

SSDをいろいろ買っているうちに、手持ちのSSDが10枚近くになってしまいました。古いものもあるのですが、それとて捨てることもできず、趣味部屋の肥やしとなっていたのですが、何とかこれらを使えないものかと思っていました。外付け化して持ち歩き用とかデータバックアップ用とか色々と使い道は考えられますが、NVMeのSSDなので、それなりに転送速度は速いわけです。NVMeSSD登場当初の製品でも、SATA SSDよりもはるかに速いわけで、なんとか早いまま使いえないかなと以前から考えてはいましたが、外付けSSDケースの早いやつ、だいたいUSB4.0、Thunderbolt対応なケースが必要ってことと、マザーボード側もUSB4.0やThunderbolt対応が必要となります。
幸い、先日組んだASUS TUF GAMING X870 PLUS Wifiは標準でUSB4.0に対応しており、X870チップセットの最大の恩恵とでも言えましょうか、とにかくUSB4.0が使えるってことで、USB4.0対応ケースを探してみました。
それにしてもUSB4.0対応ケースって未だに非常に高価で、安いものでも15,000円くらいします。USB3.2とかのケースでしたら、2000円もあれば買えるのですが、そのようなケースだととにかくNVMeの恩恵などまるでありません。下手したらSATA SSDよりも遅くなったりします。
以前購入した、USB3.2の外付けSSDケースも持ってはいますが、ほとんど使うこともなく、さらにPCから見たら、あくまでもUSB SSDとして認識されるためクローン化やパーテーション変更などで失敗するケースもあり、SSDをフォーマットするくらいしか使用していません。

そこで、USB4.0ケースなのですが、Amazonでかなり安いUSB4.0ケースがありました。それが上の写真の製品で、ORICO製M.2 SSD ENCLOSURE TCM2-U4という製品で、何と9,000円切りの8,890円で購入。

内容物
本体の他、ヒートシンクとサーマルパッド、SSD取り付け用のプラ製ネジ(的なもの)USB4.0対応ケーブルです。しかも本体にはシロッコファンが付いています。ファン自体に大きな期待はできないと思いますが、無いよりはマシ。一応本体はプラ製ですが、SSDとの接触部分はヒートシンクが付いています。

ガワの蓋部分を外します。チップが見えてます。また蓋側にヒートシンクが装着されています。

手持ちのSAMSUNG 990 EVO 1TB
あまり評判が良くないSSD。爆熱、コスパ悪し、しかも古い世代のNANDを採用(133層TLC V6P…)
爆熱SSDをSSDケースに入れてしかもUSB4.0で運用するなんてすでに無謀とも言えるのかもしれません。

プラ製ねじっぽい何かでSSD本体をケース側と固定

サーマルパッドをのっけて

ヒートシンクを被せます。

カバーを取り付けたら完成

カバー側のヒートシンクと、SSDに被せたヒートシンク自体は密着はしていない模様です。多少触っている程度。

付属のUSB4.0ケーブル。短くて使いにくいので、新たにUSB4.0ケーブルも買ってこなくては!

crystaldiskmarkの結果。フルスペックの速さではありませんが、USB接続として考えたら相当速いと思います。

しかし…
結局取り外してしまいました。
温度上がりすぎです。画像に残していないのが残念ですが、crystaldiskmark実行中の温度が108℃まで上昇。あまりの爆熱っぷりに速攻で解体しました。
外付けでGEN4.0のSSDを使うのが無謀だった…
WDのSN550と入れ替えるしかない…

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